ペニスに違和感?あそこが臭い・おりものが増えた。そんな方は性病かも?

性病の治療薬コラム|子宮頸癌の検査

2014.09.13

子宮頸癌の検査方法はいくつかの段階がありますが、一次検診では問診と細胞診、内診が行われます。問診は、文字通り医師からの質問に答える形で進みます。月経の状況、性器からの出血やおりものの有無など、ごく初歩的なことをたずねられます。

細胞診は、癌細胞がないかどうか、あるいは前癌病変に相当する細胞がないかどうかを調べます。子宮口周辺の細胞を綿棒や特殊なブラシ・スパーテルなどで摩擦して採取し、スライドガラスに塗ってから染色します。それから顕微鏡で観察する。

正常な細胞であれば、形、サイズ、色などがほぼそろっていますが、前癌病巣や癌化したおのはそれぞれ特有の異常がみられます。

細胞診の血管は主として、陰性、疑陽性、陽性のシステムで報告されています。細胞診は細胞の検査だけですから、それだけでもって正確に病変や癌のステージを確定することはできません。

検査を担当するのは専門の細胞検査士です。細胞検査士が異常細胞を発見すると、異常細胞のある標本を細胞診専門医のもとへ届けます。そこで異常細胞がどの病変由来かを細胞診専門医が最終的に診断します。

そのなかでクラスⅢa以上とされる異常な細胞が見つかった患者さんに対しては、二次検診として精密検査とよばれる検査を実施します。膣拡大鏡を使って、子宮口の周辺の異常な粘膜の有無、その範囲を確認します。それから切除鉗子で、粘膜を削り取ります。これは狙い組織検査とよばれていて、子宮膣部は痛覚がないので痛みはありません。

狙い組織検査によって、異常粘膜が前癌病変のどれに入っているか、癌であるか否か、癌であれば上皮内癌かⅠ期aの癌かなどを診断しますが、上皮内癌がⅠ期a1かⅠ期a2かの診断については万全とはいえません。

浸潤の正確な深さや広がりがわからないことがあります。そこで最近、正確な診断のために用いられるようになったのが、子宮頸部円錐切除術です。検査を目的として、子宮頸部を円錐状に切除して、癌の広がりを詳しく調べます。そして癌の広がりを切除した範囲内であれば、結果的に治療のための手術も兼ねることになるのです。

異形成や上皮内癌の領域内であれば、子宮頸部円錐切除術で検査と治療を同時に終了することもあります。円錐切除した範囲よりも、癌が進んでいれば、再手術で子宮を摘出します。明らかな浸潤癌に円錐切除をすることは禁忌です。

ただ、円錐切除をしなければ、絶対に癌の広がりが把握できないというのではありません。いずれにしてもどのような検査と治療を受けるかは、インフォームド・コンセントの段階で医師と十分に話し合って決めなければいけません。

癌と診断されたら、癌の進行期および広がりなど、原発の臓器だけではなくて、周辺の臓器へ転移していないかどうかも調べます。子宮頸癌の場合は特に、リンパ節、膀胱、直腸、肺、骨などへの転移を見落とさないように注意が必要です。

なお、子宮頸癌検診について補足的にいえば、最近は細胞を調べる段階から、もう一つ進んで、ウイルスに感染しているかどうかを検査する試みが徐々に始まっています。

ウイルス検査には保険が適応されないこともあって、普及するにはいたっていませんが、子宮頸癌の原因がヒト・パピローマ・ウイルスの感染ですから、感染があるかどうかを調べれば、かなり子宮頸癌の予防効果を期待できるはずです。

ウイルスが細胞の中に入り込んで、遺伝子にいたずらして癌を発生させるまでには一定の時間がかかるので、もし、ヒト・パピローマ・ウイルスの感染が明らかになれば、早めに対策が取れます。

検査の方法がこのように進歩した背景に、子宮頸癌の原因を科学的に把握できるようになった事情があります。ヒト・パピローマ・ウイルスが主要な原因となっていることが明らかになったからこそ、ウイルスの段階で検査しようという動きが生まれたのです。

ちなみにヒト・パピローマ・ウイルスの感染を防ぐためのワクチンを開発しようという動きもあります。麻疹やインフルエンザの感染がワクチンで防止できるように、ヒト・パピローマ・ウイルスの感染をワクチンで防ごうという考えです。

関連記事

What’ New