ペニスに違和感?あそこが臭い・おりものが増えた。そんな方は性病かも?

性病の治療薬コラム「性感染症と子宮頸癌」

子宮頸癌と性感染症は深い関係にあります。最近、子宮頸癌の大半は性交によって感染するヒト・パピローマ・ウイルスによって引き起こされることが明らかになりました。

つまりセックスの相手が増えれば増えるほど、ヒト・パピローマ・ウイルスに感染する危険が高まり、同時に子宮頸癌になる確率も増えることになります。

性行動と子宮頸癌のリスクは結論からいえば、初交年齢が16歳よりも若いひとは、それ以外の人に比べて子宮頸癌になる確率が16倍にもなります。

初潮があってから1年以内に性交した者は、そうでない人のなんと26倍もリスクが高くなる。
その根拠としては、初交年齢と子宮頸癌の関係を裏付ける場合、2つの事実に注目する必要がです。まず、1つ目は既に述べたように性行為を始める年齢が若いと、その後、複数のパートナーとセックスする確率が高くなるという点です。

複数のパートナーのうち一人でもヒト・パピローマ・ウイルスを持っていれば感染する。しかも、症状が出るとはかぎらないので、感染に気付かないことも多い。

2つ目は、膣から子宮へかけては1本の管のような構造が基本となり、膣、子宮と形を変えます。さらに子宮は子宮頸部と子宮体部に分けられます。

この管のような構造の内面は、上皮細胞で覆われていて、膣から子宮に向かって、重層扁平上皮細胞、単層円柱上皮細胞と変わっていきます。膣の内面はすべて重層扁平上皮で覆われていますが、これに連続して子宮頸部の膣内へ突出している部分――子宮膣部――の表面も重層扁平上皮で覆われています。

しかし、子宮頸管や子宮膣の内面は単層円柱上皮で覆われるため、子宮頸部では、重層扁平上皮細胞と単層円柱上皮細胞の接する部位が生じます。

すなわち子宮頚管内面の円柱上皮細胞は子宮口のあたりで、重層扁平上皮細胞と呼ばれる組織と堺を接しています。これら二つの細胞の占有比は年齢とともに変化します。

年齢とともに重層扁平上皮細胞が円柱上皮細胞を押しのけて広がっていきます。
ヒト・パピローマ・ウイルスが付着するのは、重層扁平上皮細胞と円柱上皮細胞の境界のあたりなのだが、年齢が若いほどこの境界が子宮口より外側に広がっています。

子宮口のあたりは性交でペニスの先端や精液が直に触れるので、年齢が若いほど、感染もおこりやすいのです。

性行動の低年齢化とパートナーの増加、そして性感染者へ無配慮な性行動が、クラミジアやエイズなどの性感染症だけではなくて、子宮頸癌の原因となるヒト・パピローマ・ウイルスの感染率も高めているのです。

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